2025年9月23日に開催された第16回剣縁稽古会&懇親会には、剣縁法人会員でスイスワインの輸入を手掛ける合同会社ヘルベティカ・森本代表が神戸からご参加くださいました。

今回特別に、稽古会と懇親会の場で「スイスワイン試飲会」が開かれ、参加者の皆さんに白・赤・ロゼの3種類をご提供いただきました。
稽古会後の白ワイン体験

日本国内におけるスイスワインの流通は非常に限られており、一部の高級料理店でしか味わえない大変貴重なものです。森本社長から「スイスワインの流通量から考えて、日本でこの瞬間にスイスワインを味わっているのはここにいる剣縁の参加者だけだろう」とのお話もあり、そんな希少なワインを稽古仲間とともに味わえるということで、参加者の関心も自然と高まりました。
テイスティングの場では、森本代表が「こんなにも美味しく、素晴らしいスイスワインをもっと日本の皆さんに知ってほしい」という想いを語られ、参加者は熱心に耳を傾けていました。その言葉とともに口に含む一杯は、単なる試飲を超えた特別な体験となったように思います。

稽古会終わりには、まずよく冷えた白ワイン「マイスプラッハ2023」をテイスティング。
清涼感のある爽やかな香りが広がり、ひと口含むとフルーティーで柑橘を思わせる酸味が心地よく弾けます。みずみずしい飲み口と軽やかな余韻に「稽古後の身体にすっと染み渡る感じがしました」との声も。
「爽やかで飲みやすいのに、しっかりとした味わいがある」「後味がさっぱりしていて、思わずもう一杯飲みたくなる」といった感想が多く聞かれ、参加者の表情からも満足感が伝わってきました。
懇親会でのテイスティング
懇親会の会場では、「赤ワインイリティ・コッリ2023」と「ロゼワイン ヴェスプロ2022」のテイスティングが行われました。

赤ワインは深みのあるルビー色がグラスに映え、ひと口含むと凝縮された果実味と程よい渋みが口いっぱいに広がり、力強さと上品さを併せ持つ味わいです。参加者からは「果実の甘みと酸味のバランスが絶妙で、料理と合わせても楽しめる」「渋みがしっかりしているのに重すぎず、ゆっくり味わえる」と好評の声が上がりました。

ロゼワインは、淡い色合いが華やかで、口に含むとベリー系の果実味と軽やかな酸味、ほのかな甘みが絶妙に広がります。「見た目も華やかで気分が上がる」「酸味が爽やかで飲みやすい」と参加者の声も上々でした。森本代表によると、日本では「ロゼは甘ったるく食事に合わせにくい」とよく言われますが、ワインの本場ではどんな料理にも合わせやすく、一番人気のワインなのだそうです。ヴェスプロ2022もその例に漏れず、懇親会の料理や雰囲気と絶妙に調和していました。

珍しいワインを片手に、剣道談義からワイン談義まで幅広く話題が広がり、参加者の皆さんは森本代表に質問を投げかけていました。普段の稽古とはまた違う交流の場となり、「剣道を通じた縁の広がり」を改めて感じられるひとときとなりました。
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