中学校の先生は怖かった。勉強も散々させられたし部活動でもとことん絞られた。でも、山のような手作りの宿題、散々絞った後に奢ってくれる揚げたてのコロッケやアメリカンドック・・・怖かったけれども愛情は十分に感じていて距離感はとても近かった。そんな懐かしい空気感が植ティーには満ちていた。
一見客なのにまるで近所のよく知ったおっちゃんのように
この日たまたまバイトに入っていた教え子のお嬢さん、途中で来店した教え子のイケメン君。筆者は何を隠そう植田店長とも今回が初対面という一見客なのだが、この店の空気はどこか懐かしくて、教え子さんたちもよく知った近所のおっちゃんでも相手にしているかのように話しかけてくれて、自分の今も夢も語ってくれる。植田さんと筆者の関係性をちょっと理解しただけでこの距離感に入ってきてくれるのだから、植田さんがどれだけ真剣に教育に向き合い人として信頼されていたか、容易に想像がつく。
自分が美味いと思ったものしか出さない。それがまた美味い!
なんせメニューが多いので植田さんにお任せ(丸投げ)。何が出てきても美味しく、「自分が美味いと思うものしか出さない。美味いと思ったら短期集中で研究する」という植田さんの出すものにハズレはないと信じさせてくれた。
『かつおのタタキ』の上には大根おろしとポン酢、そこにマヨネーズが有無を言わさずに鎮座。ミョウガとネギで育ったもののマヨラーでもある筆者はリピ確定。『鶏のから揚げ』は下味が絶妙。サラッと(サクッとというよりもサラッと)揚がっているので、大振りでもひとくちで。『餃包(ギョウパオ)』のベンチマークは東京・六本木の餃包。今回は水(すい)餃包で。名前も見た目も中華だが味は和と韓。ビールとの相性抜群。『肉ニラ炒め』は千葉県勝浦で学生時代を過ごした方々は必ず食べて帰るという逸品。武大OBOGじゃない皆さんも是非。次は白ご飯と一緒に。
あ・・・人気だから食べていけと言われた『かすうどん』を食べずに帰ってしまった。
剣縁個人会員はデジタル会員証提示で乾杯ドリンクが無料!
今回は植田さん自ら釣りに出る太刀魚をいただくことはできなかったものの、関西にお住まいの方はタイミングを合わせて行ってみてはいかがでしょう。大阪難波から電車で約30分、京都から約40分で富雄に着きます!ホームにいる気分にさせてくれる植ティーへ是非。
この記事へのトラックバックはありません。