世界中の剣士達の足元を支える職人の魂

2024年07月04日〜 2024年07月07日に開催された第19回 世界剣道選手権大会では、日本勢が個人戦、団体戦の表彰台を男女ともに独占し、日本の強さを示す大会となりました。

大会会場内に出展されたJブースにて、剣縁法人会員である株式会社五感の前田 英樹さんが展開する「剣道場床 建築工房 KENDOJO FLOORING」が弾性剣道場床を展示し、剣道場床についてのアンケート調査を実施しておりました。

「剣道場の建築は需要そのものが少ないため、建築に関わる人々が剣士のニーズを汲み取ることはとても少ない。しかし、需要が少ないからといって剣士にとって安全な道場づくりを研究しない、と言うのはとてもおかしな事だと思います。剣士として、床材のプロとして安全な剣道場を広めていきたい。また、材木商としての取組である国産材の普及にもつなげたい。自分で稽古・体感・研究を重ね、納得した弾性床構造の剣道場を世界中の剣士に提案し、日々勉強する材木屋でありたいと思っています。」

そう語る前田さんは日本にとどまらず、世界中の剣士たちの足腰への負担を軽減させるとともに、「武道である剣道は剣道場で稽古することが本来の姿である。」という信念を伝えるとともに、よりよい床づくりのための研究をしております。

「剣道場床 建築工房 KENDOJO FLOORING」

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海外に向けたPR動画

剣道場床 建築工房 KENDOJO FLOORING出展ブースの様子

じっくりと床の感触を確かめるように足さばきを行い、時には強く踏み込むなど、世界中の剣士たちが弾性剣道場床を体感していました。

剣道世界大会のJブースにてかんな掛けを実演

画像をクリックすると動画を見ることができます。

滑らかで足に吸い付くような感覚を実現するため、鉋による仕上げが必須です。日本の大工による職人技術を世界中の人々に知ってもらうことも重要なミッションのひとつです。

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