【こっそり試食レポート】銘柄牛4種切り落としスライス、リニューアル前に“ひとり贅沢ランチ”

今日は全員外出。チャンス到来。

有限会社ジェーアイシーさんから、
「銘柄牛4種切り落としスライス食べ比べ」リニューアルに伴うサンプルが届きました。

……が。
実はこのサンプル、まだ会社のみんなには内緒。
そして今日は、私以外の全員が外出。

——そう、今しかない。

「……準備はいいか?」
自分に問いかけ、私はひとり、オフィスの片隅で準備を開始した。
この日を待っていた私は、カセットコンロ、鍋、野菜セットを朝からこっそり準備。
“試食”という名の、ひとり贅沢ランチを決行することに。

カセットコンロ、鍋、フライパン、野菜そして……調味料フルセット。
ここまで持ち込んだ私の本気度、伝わるだろうか。

写真左奥から神戸・近江・十勝・松阪の4銘柄。
「切り落とし」という言葉に反してきれいにスライスされた上品な見た目に感動。
これはもう「高級肉セット」である。

本日の挑戦者は、私!武器はカセットコンロひとつ!テーマは「試食」という名の孤独な饗宴!

ということで、まずはシンプルにフライパンで焼いてみる。

カセットコンロにフライパンをセットしていざ点火。

アレキュイジーヌ!

フライパンが光を受けて輝く。ここはオフィス。だが、今だけは“厨房”だ。
対戦相手は——牛。審査員は——私。
そして、戦いの火蓋が切って落とされた。

まずは神戸牛から

脂の融点が低いというのはこのことなのだろうか。やや肌寒さを感じるオフィスでも脂がとろけていくような印象。


ジューッという音。立ちのぼる香り。
フライパンに並べてすぐに香ばしい音とともに濃厚な牛の香りが部屋中に広がる。
肉を焼く音は心も踊る。うきうきな気分がおさえきれずつい笑みがこぼれてしまう。

「いいぞ……肉が語りかけてくる。」

油を忘れてしまったため、お肉がフライパンにくっついてしまった。しかしそんなことは関係ない。
肉を食らうのだ!

……美味すぎて、思わず上を向いた。
そう、これはもうグランメゾン……である。
誰もいないオフィスで、私だけが本日のシェフとゲスト。

ジューシーで肉の旨みが濃く、脂身も非常に上品である。

香ばしさと旨みの暴力!脂が甘く、肉が主張してくる。これはまさに肉のラ・マンチャ。

続いては近江牛

美しい。赤身の中にきめ細かく入っている脂、これを美しいと言わずなんという。

これはまだ序章に過ぎない。まだあと3種もある。
こんなところ立ち止まるわけにはいかない。どんどん焼いていく!

思わず「うまっ」と声が出た。

脂のうま味とこのお肉感。ご飯がほしい。
柔らかく、それでいて弾む歯ごたえ。口に広がる旨味が、まるで口内のシンフォニー。

そして松坂牛

こちらもビューティフォーなお肉ですね。紅白のコントラストがたまらない。

写真でも伝わるであろうこのライブ感。まさに肉を五感で味わう体験というのはこのことである。
この香ばしいく重厚感のある肉の香り。視覚、嗅覚、聴覚で十分美味さを感じられる。
メイラード反応とはこのことか……。

そして再びのグランメゾン……。脂が上品で溶けていく。これは……口の中のオペラ。
脂の甘みがふわっと広がり、口に入れた瞬間にとろける。思わず笑ってしまうほど柔らかい。

最後は十勝牛(新登場)

脂と赤身の境界が美しく溶け合っている。その深紅の艶が、「私は上質な赤身です、おいしいですよ」と、まるで脳内に直接語りかけてくるようだ。

赤身は火を入れすぎると固くなる――誰が言ったのかは思い出せない。けれど、今はその教えを信じてみよう。
弱火でじっくり、余熱でしっとり。今日だけは自称・肉マイスターだ。

恒例のグラ……肉を口に運ぶたび、鼻に抜ける芳醇な肉と脂の香りで思わず天を仰いでしまう。
他の肉と比べると脂は控えめで、赤身の旨みが力強く、まっすぐに伝わってくる。
噛むほどに広がるその深いコクは、まるで北の大地の風が吹き抜けるよう。
十勝牛――雄大な自然が育てた、真っ直ぐな肉の王者。

各銘柄の食べ比べ感想

神戸牛

4種類の中で最も肉を食べている感が強い。
ジューシーで旨みが濃く、脂身も上品。
すき焼きで食べたら主役確定。

近江牛

柔らかさと歯ごたえのバランスが絶妙。
フライパンで焼いてご飯と食べたら、箸が止まらなくなりそう。
直食いでも一番「うまっ」と声が出たのはこれ。

松阪牛

脂の甘みがふわっと広がり、口に入れた瞬間にとろける。
思わず笑ってしまうほど柔らかい。
上品なすき焼きにぴったり。

十勝牛(新登場)

脂身が控えめで赤身の旨みがしっかり。
噛むほどに味が深く、後味が軽い。
たっぷり食べたいときに選びたい一枚。

第二ラウンドしゃぶしゃぶ編

焼きの香ばしさ、溶け出す脂、そして凝縮された旨味。――すべて完璧だった。
だが、この年齢になると、その脂の余韻が後からじわじわ効いてくることも、痛いほど分かっている。
だからこそ第二ラウンドは「しゃぶしゃぶ」。
出汁と旨味のマリアージュ、そして野菜たちとの共演。

私は静かにカセットコンロを再セット。フライパンから鍋へ――器が変われば、世界も変わる。
そこへ出汁をそっと注ぐと、湯気がゆらりと立ちのぼる。
まるで試合のゴングのように、心のスイッチが入る。

そしていよいよ、野菜たちがリングイン。スーパーの鍋野菜セットである。
見た目は完全に日常の庶民素材だ。
だが、その前に鎮座するのは神戸・近江・松阪・十勝の四銘柄牛。
このアンバランスな組み合わせが、オフィスしゃぶしゃぶの醍醐味である。

「庶民VS王者」とでも言うべきか、野菜は脇役に徹して肉の魅力を引き立てる。
それでいて、鍋の中で出汁と合流した瞬間、日常も非日常も溶け合い、ひとつの奇跡的な味わいが生まれるに違いない。そう信じてお肉を投入。

出汁を温め、肉をくぐらせる。軽く湯に泳がせた瞬間、香りが弾ける。
「うん、悪くない。いや、悪いわけがない……!」

箸で持ち上げた瞬間、黄金色に輝く牛肉。一口食べて、静かに目を閉じる。

「……これが、俺の“オフィスしゃぶしゃぶ”だ。」

野菜との相性も抜群である。

焼きのときのような、強烈な香りと脂の甘み、肉の旨味で殴られるような衝撃はない。
その代わり、上品で優しい脂の甘みが口の中に広がり、赤身の旨味と歯ごたえをじっくり楽しめる。
肉の味がしっかりしているので、野菜との相性も抜群だ。
ポン酢を合わせれば、さっぱりとした味わいも堪能できる。

第一ラウンドの焼きとは打って変わって、これはまさに大人の上質なひと時である。

ごちそうのあとに待っていた現実

すっかり満腹で幸せな気持ちになったのも束の間。
ひとりで楽しんだ“秘密の昼食”の代償は、証拠隠滅レベルの後片付けである。

油の香りが残らないように換気を全開にし、カセットコンロを片づけ、鍋を洗い、フライパンも拭く。まるで何もなかったかのようにデスクへ戻る――。

簡単に考えていた自分を思わず殴りたくなる。
フライパン、鍋、調味料セット、すべてを片づけたあと、ようやく気付いた。

「高い肉に火を入れると、高い肉の香りが部屋を包み込むのだ」と。

焼いた肉の香ばしい香りはもちろん、しゃぶしゃぶのゆでた肉の上質な香りもしっかりと残っている。

窓全開はもちろん、オフィス内の各部屋の扉も開けて全体換気。住居用洗剤で入念に掃除し、大量の消臭スプレーを散布。最後に空気清浄機をターボモードにしてセット完了。

「……完全にやりすぎた。」

こうして、ひとりの秘密のグルメ戦争は静かに幕を閉じた。
満腹の余韻と、掃除の達成感が同時に残る、大人の昼食劇場であった。

まとめ

十勝牛が新たに加わり、神戸・近江・松阪・十勝の4銘柄が揃ったこのセット。
それぞれの個性が際立ち、“食べ比べる楽しさ”を存分に味わえる贅沢な一品です。

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